次の100年につながる「より開かれた日本人会」を目指して、会員相互の親睦及びタイ日親善に貢献してまいります。

会長メッセージ
shimada
タイ国日本人会会長  島田 厚

新年あけましておめでとうございます。

長かったコロナ禍もようやく落ち着き、街には旅行者が増え、以前の活気が戻ってきました。日本人会でも各行事が制限なく開催できるようになりました。

日本人会は、昨年9月1日に創立110周年を迎えました。その歴史の中には、長年継続している行事も数多くあります。その一つとして、チャリティーバザーは、昨年第50回を迎えました。4年ぶりにホテルで開催し、1200名以上もの方にご来場いただきました。コロナ禍以降、開催見送りや縮小しての開催が続いたため、久しぶりの大規模開催にとても嬉しく思います。ボランティアや企業・団体の皆様、ご来場いただいた皆様、皆様方のご協力に感謝申し上げます。初めて経験される方も多くご苦労もあったと思いますが、皆様が様々な形でタイ社会に貢献できる活動に参加していただくよいきっかけになったのではないかと思います。

また、1973年に設立された青少年サークルは、社会教育活動の一環として行っており、昨年は50周年という節目の年でした。コロナ禍により、長く活動を制限されておりましたが、青少年の活動の場を提供していきたいという保護者やボランティアの皆様のご支援によって、現在は、練習試合やコンサート、発表会の開催など、たくさんのお子様たちの笑顔あふれる活動が増えてきました。これらの活動を通してお子様たちの成長を見られることを、楽しみにしております。

日本人会ではこのような長年継続している意義ある活動をこれからの世代に残せるよう守り育てていく所存です。それに加え、より皆様に親しみ、楽しんでいただける新たな企画を会員の皆様と一緒に考えていきたいと考えております。これからも会員の皆様に安心を与える場であり続けるとともに、タイ社会との繋がりもさらに深めていきたいと思っております。本年も、幸多き一年になりますよう心よりお祈り申し上げます。

2024年1月-3月号クルンテープ誌 新年のご挨拶より
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