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  • 【11/6~12/19 後援イベント】国際交流基金主催「日本の贈り物 心を形にして」展(チェンマイ追加開催)
    2021年10月25日(月)
チェンマイ
[期間] 2021年11月6日(土)~12月19日(日)9:00-17:00(毎週月曜日及び祝日休館)
[入場料] 無料
[会場] チェンマイ大学芸術文化センター

239 Nimmanhemin Road, Muang, Chiang Mai 50200
 
※コロナウイルス感染拡大防止のため、入場制限を行う場合がございます。
 
国際交流基金バンコク日本文化センターは、チェンマイ大学美術学部とともに海外巡回展「日本の贈り物 心を形にして」展を開催します。
本展は2021年より新たに始まるシリーズで、初めての海外開催国であるタイにおいて、バンコクとコンケンに続き、3都市目としてチェンマイ開催が決定しました。
 
なかなか気軽に地方へ足を延ばせない昨今ではございますが、チェンマイ周辺にお住まいの方、及びお出掛けの方はこの機会にぜひ、お誘いあわせの上、ご鑑賞ください。
 
※展示品のキャプション(説明文)は英語とタイ語ですが、受付にて日本語のパンフレットをご用意しております。
 
【展示概要】
本展は、共立女子大学博物館の長崎巌館長の監修の下、日本における贈答の美をテーマとして構成された展覧会で、日本における贈答儀礼を広義にとらえ、贈られるものに見られる特徴や美しさ、その多様性を、贈答儀礼の背景にある日本人の思想とともに紹介いたします。
日本において「贈答」は、単に人にものを与える、渡すという行為ではなく、相手の幸せを願う思い、相手に対する感謝の気持ちの表現として、様々な形をとりながら長く行われてきました。贈り物の模様、デザイン、色、材質、製造方法などのすべての要素が贈り主から受け取り手への気持ちを反映しています。なぜ、花嫁の両親は松竹梅や鶴亀の吉祥文様が施された白無垢を娘に贈るのでしょう。なぜ、日本人は袱紗や風呂敷で贈り物を包むのでしょう。子どもの健やかな成長を願って親は子どもに何を贈るのでしょう。なぜ、羽織や半纏には家紋や屋号が配してあ るのでしょう。
 
これらの質問に対する答えはこの展示会の中にあります。 90点以上の展示品が人生の節目に応じた4つのエリアに分けて展示されています。様々な展示品から贈り主の心を感じ取っていただけるでしょう。
 
第1章 婚礼をめぐる様々な贈答
婚礼のために用意される衣装やしつらえ、祝いの贈答にかかわる品々には幸せを祈る心が多様な形で表現されています。
 
第2章 心を込めて包む 袱紗と風呂敷
「包む」という行為に込められた日本人の心を読み解き、また風呂敷と袱紗の模様から日本人の美意識をうかがいます。
 
第3章 親から子への贈り物
子どもの健全な生育を願って親から子へ贈られる物には、日本文化における親の子に対する愛情表現を見ることができます。
 
第4章 絆を強めるための贈答
主従関係や雇用関係にあるもの、さらに同一地域の住民がお互いの絆を確認するために用いた贈答品を紹介します。
 
 
【問い合わせ】
国際交流基金バンコク日本文化センター
10th Fl. Serm-Mit Tower, 159 Sukhumvit 21 Rd., Bangkok 10110, Thailand
電話:02-260-8560-4/ Fax 02-260-8565
Facebook: jfbangkok  |  Website: www.jfbkk.or.th
担当:勝賀瀬
acdept@jfbkk.or.th
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