日本人納骨堂では、1936年6月に日泰寺より招来した釈迦如来像をご本尊として安置しております。近年、ご尊像に傷みがあることがわかり、昨年10月、東京藝術大学大学院美術研究科の岡田先生・小島先生に、現地調査を依頼いたしました。現地調査の結果、後世にご尊像を残すためには、修復作業が必要との報告を頂き、12月1日（金）～6日（水）にかけて、修復作業を行うこととしました。
貴重な仏像を修復するにあたり、岡田先生より、報告会を開催して頂けることとなりましたので、是非、ご参加ください。
昨年調査した際に分かった、ご尊像の来タイの経緯、像内銘文と年代測定を含めた制作年代の説明、損傷状態の説明・修復内容の説明を予定しております。戦前、戦中、戦後と日本人の心の拠り所として大切にされてきたご尊像について、その歴史的価値を再認識して頂く機会になるのではないでしょうか。
 
【日時】 12月6日（水）
18：00～19:00  　岡田先生より修復作業の報告会　
19：00～20:00    先生方との懇親会　軽食（お弁当）をご用意いたします。
【場所】 サートン本館　　　　　　　
【参加費】 会員無料　＊定員40名、先着順
【申し込み】 お電話にてお申し込みください。 サートン本館 02-236-1201