ベンジャキティ・フォレストパーク
Vol.
19
「人の心に森を作る」 王室の願いが込められた新たなバンコクの肺
ベンジャキティ・フォレストパーク
アソークにあるベンジャキティ公園の拡張工事が、2022年2月に完了予定です。ベンジャキティ森林公園(Benjakitti Forest Park)プロジェクト(フェーズ2−3)は、故プミポン前国王とシリキット王太后の「人の心に森を作る」という想いがこめられています。森の中を歩くスカイウォーク、円形劇場、ジョギングレーン、サイクリングコース、スポーツ施設や博物館ができる予定です。
ベンジャキティ森林公園プロジェクト(フェーズ2--3)には4ヵ所の貯水池があり、500以上の小島が池に設けられています。故ラーマ9世王が設計された水車がすべての貯水池に設置されるとのこと。ベンジャキティ公園とルンピニ公園を結ぶスカイウォーク「緑の橋」が、今後ラチャダーピセーク通りまで延伸され、全長1.6kmのウォーキングもサイクリングも楽しめるコースになる予定です。

ベンジャキティ公園基本情報

A 公園フェーズ1:面積9.76ha。

B 公園フェーズ2−3:面積41.44 ha、2022年完成予定。

C 貯水池:面積20.8 ha、貯水容積128,000㎥。

D自然博物館、歴史博物館、屋内運動場など。

 

ジョギング・サイクリング・散策
公園内に約3kmのジョギングレーンと3.5㎞のサイクリングコースがあります。また、緑豊かな森の中や、水辺の植物が生い茂る小道を散策するのも楽しみ。タイの人々の生活と切り離すことのできない様々な種類の淡水魚や水生動物をすぐそばで観察できるかもしれません。
スカイウォーク
緑の公園を上から眺めることのできるスカイウォークが充実。視界が広がり、いつもは見上げる樹々の枝や葉が間近にあって新鮮です。ベンジャキティ公園とルンピニ公園を結ぶスカイウォーク「緑の橋」にも繋がっています。
博物館・図書館・屋内運動場等の施設
タイ固有の樹木や昔から地域に自生している樹々などに関する自然博物館、シリキット皇太后歴史・芸術博物館、図書館、屋内運動場、イベント広場(動員可能人数15,000名)、モデル田園など様々な施設が設置される予定です。


 

写真/水上貴裕 参考資料/https://www.youtube.com/watch?v=g_FfUvtxSh4
※情報は2021年11月末現在
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