センセープ運河 エクスプレスボート
Vol.
20
”タイ感”満載のワンデートリップに船旅はいかが?
センセープ運河 エクスプレスボート

バンコク中心地を東西に走るセンセープ運河は、Pratunam Pier(プラトゥーナムピア)を堺に、東西に2路線にわかれています。バンコク都民のローカルな足として活躍するこの運河は、11年かけて再開発の計画も進んでいます。


西に向かうゴールデンマウントラインは、プラトゥーナムピアより民主記念塔方面に向かう路線。ジムトンプソンハウスやワットサケットなど観光スポット満載。


東に向かうNIDAラインは、プラトゥーナムピアよりバンカピ方面へ向かう路線。終着駅は路線名となっているNIDA(タイ国立開発行政大学院大学)目の前のWat Sriboonreung(ワットシーブンルアン)駅です。


ジャイアントスイング
マムアンカフェ
ワットサケットの頂上からの眺め
ワットサケットの仏塔に向かう階段
センセープ運河ボートで出かけよう

トンロー乗り場から出発。ペッブリー通り寄りの赤バス乗り場近くにある階段を上って運河を超えると、右手にボート乗り場があります。乗り場には電子掲示板と路線図があり、タイ語と英語で案内が書かれています。

乗降階段で乗り降りしやすくなってます(昔はなかった...)。船員さんに行き先を告げ、チケットを買います。トンローからパンファーまで15バーツ。プラトゥーナムで乗り換えますが、チケットは最終目的地まで購入できます。


パンファーで降りて散策開始。まずは、ワットサケットへ。黄金の丘の寺という別名を持つこのお寺、頂上にある仏塔をぐるりと囲む回廊からは、バンコクが一望できます(頂上に続く階段を上がるには50バーツかかります)。

ワットサケットからワットスタットへ。真っ赤なジャイアントスイングを目指して歩きます。バムルンムアン通りには仏具を扱うお店が多く、スクムビット界隈とはまた違った雰囲気で興味深いです。礼拝堂には高さ8mの仏像が安置されていて、凛とした神聖な空気に癒されました(拝観料100バーツ)。


パンファー乗り場まで歩いて戻ったら、目の前のマムアンカフェでちょっと休憩。マムアンちゃんの人形焼き、かわいすぎて食べるのがもったいない!
帰りもプラトゥーナムで乗り換え、トンローまで渋滞知らず。運河沿いには、生活感丸出しの情緒に加え、たくさんのスプレーアートがあり、景色に飽きることがありません。気になる建物を見つけたら、途中下船して知らない土地を歩いてみるのも楽しそう。
写真・情報提供/安達麻紀・斉田花音 参考資料/センセープ運河 https://www.transitbangkok.com/khlong_boats.html
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