バンコク中心地を東西に走るセンセープ運河は、Pratunam Pier(プラトゥーナムピア)を堺に、東西に2路線にわかれています。バンコク都民のローカルな足として活躍するこの運河は、11年かけて再開発の計画も進んでいます。
西に向かうゴールデンマウントラインは、プラトゥーナムピアより民主記念塔方面に向かう路線。ジムトンプソンハウスやワットサケットなど観光スポット満載。
東に向かうNIDAラインは、プラトゥーナムピアよりバンカピ方面へ向かう路線。終着駅は路線名となっているNIDA(タイ国立開発行政大学院大学)目の前のWat Sriboonreung(ワットシーブンルアン)駅です。
トンロー乗り場から出発。ペッブリー通り寄りの赤バス乗り場近くにある階段を上って運河を超えると、右手にボート乗り場があります。乗り場には電子掲示板と路線図があり、タイ語と英語で案内が書かれています。
乗降階段で乗り降りしやすくなってます(昔はなかった...)。船員さんに行き先を告げ、チケットを買います。トンローからパンファーまで15バーツ。プラトゥーナムで乗り換えますが、チケットは最終目的地まで購入できます。
パンファーで降りて散策開始。まずは、ワットサケットへ。黄金の丘の寺という別名を持つこのお寺、頂上にある仏塔をぐるりと囲む回廊からは、バンコクが一望できます(頂上に続く階段を上がるには50バーツかかります)。
ワットサケットからワットスタットへ。真っ赤なジャイアントスイングを目指して歩きます。バムルンムアン通りには仏具を扱うお店が多く、スクムビット界隈とはまた違った雰囲気で興味深いです。礼拝堂には高さ8mの仏像が安置されていて、凛とした神聖な空気に癒されました(拝観料100バーツ)。