【日本人会イベント】『クリスマスリース　フラワーアレンジメントワークショップ』を開催しました。
 
11月28日火曜日、Flower Design Lab代表の大浦孝高氏を講師にお招きして
「クリスマスリース　フラワーアレンジメントワークショップ」を開催しました。
大浦氏は日比谷花壇で勤務されていたご経験を生かして２０１２年よりFlower　Design Labをバンコクで立ち上げられ、
ウエディングディスプレイ、イベント装飾、オフィスの緑化、ショップディスプレイ、ランドスケープ（造園）の施工
などの業務に携わっていらっしゃいます。
現在はオンラインフラワ
ーショップのSuzuca Flowerも展開され、フラワーギフトやデリバリーの事業などにも取り組まれ、日本大使館や
日系ホテルの門松等、多くの企業の緑化デザインやイベントのコラボレーションなどを行なっておられます。
 
ワークショップ当日、参加者が会場内に入られるとまずは「わーッ」と声が出てしまうほどの量の花材と存在感の
あるキャンドルがテーブルに並べられていました。花材の量とお花の立派さから、時間内にできるかしら、という
少し不安な声も上がりながら大浦氏のわかりやすいご説明のもと、ワークショップが開始されました。
 
先ずは木の切り方や枝や葉の落とし方をわかりやすく説明してくださいました。
初めにヒバを切り、長さを調整しながらリース型のオアシスに全体のバランスを考えながら刺していきました。
続いてスギを切り、同じように長さやバランスを考えながら配置していきます。
 
見本や準備していただいた写真を見ながらも、長さや量がいろいろあるので、オアシスにどのくらいの量をどの位置に
どのくらいの長さで刺していけば良いのか、と周りを見たり、大浦氏の御指導を仰いだりしながら、ちょっと不安な様子
での作業をしていきました。

次はユーカリ。ユーカリの清涼感あふれる匂いが枝を切ることによって会場内にフワーっと広がってくると心も清々しく
ユーカリならでのさまざまな効果が出始めました。ユーカリの葉っぱがリースを覆っていくことで存在感も加わり、
次第に形が出来上がってきて皆様の顔に安心したような表情が見られるようになってきました。
大浦氏も会場内をまわりながら「良いですね。」と声をかけてくださいます。

続いてアセビ。アセビは淡いピンク色や赤色など、配られた花材によって色の違いがあり、各々のリースに表情の違いが
出て来て作業をされている皆さんの顔も次第に綻んできます。
続いての花材はヒッペリカムです。かわいらしい赤い丸い形の実がたくさんついているのでリースに赤色が入ってくる
ことで次第にクリスマスの雰囲気が漂うリースになってきました。

黙々と集中して作業をしていた参加者の方々にも少し周りとお話をしながら進めていくような余裕もあらわれてきました。
花材はまだまだあり、黄緑色のカーネーションに真っ赤な豪華なバラが準備されています。
黄緑のカーネーションに加えて最後にバラを配置していく頃には、すっかり参加されている皆様の顔がプロの芸術家の
ようにとても素敵な表情で、ああでもない、こうでもないとさまざまな角度から、真剣にいくとおりもの場所を検討して、
花を配置していきます。出来上がったリースは皆さんそれぞれに個性溢れる表情豊かな作品になっていて、とても満足された様子でした。
 
大浦氏のとてもわかりやすい説明で素敵なリースを全員が時間内に完成させることができました。
お花の癒し効果は勿論、皆様の質問に対して終始にこやかに穏やかな口調で良いですねっと褒めてくださりながら
やさしくご指導してくださる様子に、さらに癒されながらの楽しい時間が本当にあっという間に過ぎていきました。
 
事前にお知らせしていたより大きくて持ち帰るのに大丈夫かな〜っと思うほどの素敵な立派な作品を透明の
セロファンで丁寧に包んでから、参加者の皆さんで写真撮影をして今回のワークショップは無事に終了となりました。
 
２０２４年２月にはハーバルボールの講習会を予定しております。
婦人部ではこれからも皆様のご要望にそった内容のイベントを準備して多くの方々のご参加をお待ちしております。　　　　　　　　　　　　　　　　　
（婦人部　室賀さゆり）